９月７（土）８（日）と
「福島」に「おもてなしツアー」に行ってきました！
あれから２年半、やっとです…。
今回は、沼津ぐるめ街道さんにお声を掛けて頂きこの機会を頂きました。
※画像は、今回コーディネートして頂いた、加藤元章市議、
ぐるめ街道渡辺会長のブログから頂きました！
朝５時に沼津ぐるめ街道に集合し、
原発事故で未だに避難生活を強いられている
福島県双葉町の皆さんの住む、白河市の仮設住宅へ向かう！
総勢１４名、片道５時間程で到着。
大勢のお母さん方に迎えて頂き、
沼津自慢のアジとさんまのひものを焼き、
西伊豆塩カツオうどんを作り、楽しんで頂きました。
そして色々なお話が聞けました。やはり、良く聞く話しとは違います。
改めて考えさせられます…。
ここで沼プロからは、カテクイーンと沼津燦太郎、
エビ太郎とサバ次郎が登場し、
来てくれた子供達と遊んだのですが、区長さんやお母さん方、
なかなかのプロレス好き！好評でした！
沼津に関わりのある方も居てビックリでした！
いつか、試合しに行きたいですね！
しかし、聞いた所、こうやって大勢で集まる事はあまり無いそうで、
焼いた魚も２年振りだと言っていた方も居ました。
区長さんも「もうそろそろ、もてなす側、支援する側に回りたい」
と言っていました…。
現実は、まだまだ先は見えないとの事。
多くの方に食べて頂き、みんなで手を振って仮設住宅を後にし、
常磐道をいわき方面に向かい、福島第一原発事故警戒地区へ。
通行止めエリアギリギリの所まで行く。もちろん引き返す。
途中、富岡町に寄る。人気の無い商店街を抜け、富岡駅に着いた。
ゴーストタウンと化した町を抜けた先に有ったのは、
地震と津波で破壊された駅。そこには「人」と書かれた車や家屋。
放射能の関係で後回しにされ、あの時からそのまま…。
これが現実。ニュースで見た、そのまま。
ここは、入る事は出来るが、すむ事が出来ない居住制限区域。
その後、宿泊先の二本松市リンゴ農家さんに移動。
リンゴ農家ですが、民宿もやっているのだと言う事ですが、
ほぼ１００％民家！居心地が良い！
遅くまで手作りの美味しい食事をしながら、地元のお酒も頂きました！
ホントに沢山のお話しを聞けましたが、
２年半経って、初めて聞く話しばかり。
僕たちはメディアから、何を見て聞いて来たのだろう…。
町外れの山の方、真っ暗で車の音も無い、居心地の良い場所にて、
楽しく話しをしながらももの凄く考えてしまいました…。
それにしても素敵なご夫婦！
お姫様抱っこに、マスクも躊躇なく被ってくれました！
そして朝、オリンピック日本開催決定のニュース。
なぜか、何も気持ちが盛り上がる事は無かった…。
これが地元沼津で見たら最も感動したのかもしれないが、
「ふーん」しかでなかった。
これが良いのか悪いのか、残念なのか、
でもその時、福島に居たのは間違いないこと。
朝も沢山の食事を頂きました。
しかも、朝どれ野菜を大量に！
あっと言う間に別れの時。なじんだワンちゃんともお別れ。
大きなお家にお二人だけと言う素敵なご夫婦。
ありがとうございました！
道の駅に寄る。前日にも寄ったのだが、野菜が素晴らしい！
しかも安い！
途中、雑草に覆われた線路を目の当たりにする。
汚染土が大量に置かれている場所も通過。もの凄い量…。
昼は、いわき市の道の駅よつくら港へ。
一見、キレイな建物でしたが、やはりかなりの被害が有った場所。
廃船置き場が有りました。よく見ると色々な場所に痕跡が有りました。
売店にはやたらと”ゆるキャラ”が有って面白かったです。
食事を取ったら一路、沼津へ！
さすがに皆さん疲れていましたが、頭の中はグルグルと…。
思い出した様に、「あれってさ…」と話しが始まる。
今回は本当に行けてよかったです。
次はいつに成るか、それまでに色々な準備をしておきたいです。
