76、7MHZ沼津コーストFM新番組!
沼津の、人、物、事、おもてなしをエンタメに!
「ぬまづ・あちちエンターテインメント!」
毎週金曜日20 時30分から21時まで放送中!
44回目の放送のゲストは、
あちち会員ナンバー53番(有)栄和自動車・技術営業担当の飯田泰教さん!
http://web.thn.jp/e...
そして、あちちナンバー1番のビズカレ代表・寺田望ちゃんも!
http://bizcollege.e...
名前だけでは、自動車の何関係かは判らないが、
内容は話を聞いて行くとかなりマニアックな業種。
”各種自動車鈑金・塗装・修理・販売・二次架装”
と言っても分かりずらいかも・・・。
メインはトラックの荷台の修理や簡易設計等です。
と言っても分かりずらいか!?
ちなみに自称”トラック業界のブラック・ジャック”!!
トラックの荷台は基本的には特注なんだそうです。
出来上がった状態で出荷されるのではなく、
その用途に合わせて、荷台を作って行く。
だから車はフソウなのに、荷台はパブコだったりね。
平台も有れば、幌付きもあるし、ウィングボディーなんてのも有る。
鉄骨や、今は見かけるのが少なくなった、木骨ボディーとかもそう。
その荷台を修理したり、新しいものを提案したりする訳です。
で、今回は栄和自動車さんが凄いのは、
国内初のウィングボディーを作ってしまったって事なんです。
両サイドから広がって空くウィングボディーなのに、
天井のみも広く空く。これって実は凄いのです!
これはアルミ会社さんからの特注で、行きは鋼材を積むので
両サイドが開く方が載せやすい。だが帰りはアルミ缶等を潰した
ブロック等の原材料を積んでくるので、上が開く方が良いと!
当然サイドへも上へもコンパクトな方が良い!
そして完成したのが”コラエーワ”と言う名のウィングボディー!
今回のゲストの飯田くんは、実は実家の跡継ぎなので専務でも良いのに、
あえて自ら「それは違う!現場を知り、現場に認められないとダメだ!」と
あえてそのポストを拒否。
飯田くんは、高校卒業後、考古学者になるべく大学を受けたが、
あえなく落ちてしまい、ならば自分を変えようと留学を決意!
小さい頃から実家の工場が遊び場で、車も好きだったがその道へ行かず。
アメリカで6年間ビジネス等を学ぶ中、現地のケーブルTVで日本の技術が
大絶賛されているのを見て、『俺っちでやってんじゃん!』と帰国を決意!
帰国後工作機械メーカへ就職し、5年半の間、東北6県を担当。
家に帰る事も殆ど無く日々移動&美味しいものの毎日。
そして昨年、事情により実家へ戻ってくる。これも運命のタイミング。
ここでビックリの歴史!
何と沼津はトラックボディー発祥の地!
確かに、山田自動車、佐藤ボデー、PABCO、日本フルハウス等が有る。
沼津の青果市場から幟坂道にかけて沢山有ったそうです。
どうやら富士の製紙工場との関係があったそうです。
しかし飯田くんは元気!
アメリカで言葉も判らないまま飛び込んで行く度胸。
東北6県を任され、体を壊す事無く乗り越えた気力&体力。
不況の影響はもちろん直撃だそうだが、
沼津のトラックボデー(ボディーではない!)の歴史を背負い、
謙虚に元気に頑張っています!
会社は常勤3名、非常勤2名の計5名で大量生産ではなく、
職人技でこだわって、安全安心第一で作業を行っている。
高所からの落下と言う怖さも有るが、トラックの荷台も
安全上非常に重要な物。
でも今回は、トラック野郎&コンボイ世代の僕としては、
とっても興奮して話を聞いちゃいました!
さて来週は、
先日の沼津産業振興プラザで行われた異業種交流勉強会でお会いした、
(株)赤池カーコミュニケーションシステムズの代表取締役、
赤池公治さんの登場です!電装品を主に取り扱っていると言うのだが、
車好きの僕はとても楽しみです!
お楽しみに〜!