富士宮の閑静な住宅街の一角に、
お洒落なログハウスのカフェが有る。
オープンして数年だろうか、でも敷地駐車場は舗装してなくて、
気も植えてあってなんか良い感じ。
そのカフェのイベントに『宮プロ』の湧水2号として参加して来た。
が・・・。
階段を数段上がるとテラスで、そこから店内に入る、と言うお店。
テラスではバイオリン2重奏が始まっていた。
音は住宅街に心地良く広がっている。
続いて地元在住の日本語が流暢なカナダ人の方が、
メタリカをフォークギターで歌っていた。
明らかに、宮プロ軍団、場違いである・・・。
賑やかしにと呼ばれたのだが、カンスケ(代表石川さん)、
湧水1号(早房さん)2号(俺)は、
駐車場から登場した時こそ盛り上がったが、それも30秒。
すでに賑やかしの役目は終わったかに見えた。
気まずい・・・。
何もする事が無いのに、マスクでぼーっとライブを見ている。
どうすれば良いんだ・・・。
すると・・・
「ではここで富士宮プロレスの皆さんの登場で〜す!」
なに!?一体何をすれば良いんだ!
と、ここでカンスケに扮した石川さんが宮プロの紹介をする。
集まった50名程の人達は、富士宮にも関わらず知らないようだった。
この現実も知れて勉強になった。
そして・・・、
「では富士宮プロレスの皆さんと一緒にジェンカを踊りましょ〜!」
な、何ぃっ!?
ジェジェ、ジェンカッ!?
坂本九のジェンカが聞こえて来た。
こうなると、もうどうにもならない。
テラスから降りて”チャッチャッチャァ〜ララララッ”です。
片足左左、片足右右、両足前後ろ前前前!です。
3分あまりは、意外にキツい!
後ろに繋がっていく皆さんは大体40代前後。
マスクの中にほんのり汗をかき、やっと賑やかしが出来た様な・・・。
するとジャズバンドが登場。
始まった隙に、そっと会場を後にしました。
帰りに思ったのは、こう言う場所でもとっさに何か出来るようでないと、
地域密着ではないなぁ〜と言うこと。
歌でも、大道芸でも、プロレス的なムーブでも、何か。
これからはそう言う物をちゃんと用意しておかなければと、思いました。
写真は、居場所を失いかけている、湧水1号。