4月14日”ciao!FM熱海湯河原”が開局10周年を迎え、
開局から2年間関わっていた僕も出演させてもらった。
http://www.ciao796....
開局当時は”FM熱海”でした。シンプルな名前だが、
世界一有名な名前のCFM局だ!なんて思っていました。
とは言え、喋りの仕事を始めた頃は、全くラジオには興味は無く、
まさか自分がこの世界に入るとは思っていませんでした。
当時、僕が所属していた事務所が立ち上げに関わる事となったが、
契約MCなので、他に土木バイトしながら
何とか喋りの仕事を貰っていた僕は、(まだ実力無いし・・・)
生活は非常に厳しかったのだが、事務所の命令で、
バイトを休んだ上にギャラ無しで!FM熱海に向かい、
経費が無いため一般から募集された方達のボイストレーニングを、
週に3〜4回、1日3回やりながら、開局の準備を進めていた。
それで居て、番組は担当出来ないだろうと言う事だったが、
張り切ってやっていました。
いつかは・・・、と言う気持ちだったのだろう。
ま、何にしても、そのお陰で今が有る!
開局の日、僕は夕方の番組を気合いでスーツで行った。
お祭り騒ぎの開局だった。結局2番組担当する事になった。
その後もとにかく手作りで、楽しい事も有ったが、
大変だった事の方が多かった。恥もおおいにかいた。
思えば、パーソナリティやスタッッフの皆さんに
とにかく迷惑をかけた。経験の無い僕が、手探りとは言え、
ほとんど現場を仕切っていた時もある。
最後の1年間は凄まじかった・・・。ホント、色々と有った。
一番凄い時は、5日間連続で、
朝のワイドをワンマンでやり、昼のワイドでディレクター、
夕方のニュースタイムをワンマン、(当時経営難で夕方ワイドは無し)
夜のバラエティー番組のディレクター、最後の金曜はワンマンと、
その間にも編集やレポートも有り、頭がおかしくなりそうだった。
そこまでやると、最後はいくらでもやれそうな程、
なんて言ったら良いのだろう・・・、”ラジオハイ?”になっていた。
改めて、この時の経験は、何にしても役に立っている。
だから、そう簡単にはくじけませんよ〜・・・!
そして結局、あまり良い形ではなく局を去る事になり、それから8年。
沼津coast-FM、伊東なぎさステーション、富士Radio-fにて番組を担当。
そしてこの日、開局特番に呼んでもらえた事が凄く嬉しかった。
頑張っていて良かったなと!
熱海を離れても、俺よ届け!って、やっていたつもりだったし。
この日、本当に多くの人達が出入りしていた。
相変わらずの手作り感がとっても良い!
これなんだよなって思った。
そして、あの時こじれていた物を、
いくつかほどく事ができたのも、心から嬉しかった。
CFM局はその土地に合わせ、様々な雰囲気を持つ。
それがCFMの良さ。
もちろん防災の為にある局と言うのは前提だが、
人が作る物なんだからさ、”それなり”に、”その気”になってやるのが
一番良いと思う。
当時は少し良い気になってやっていたなぁ〜・・・。
でも、原点を思い出し、初心も思い出した、素敵な時間でした。
しかし、観光地のCFM局って、やっぱり良いなぁ〜。
これからも頑張ってね!ciao!FM熱海湯河原!
僕のラジオデイズのスタートはここからでした!
感謝です!
スタジオ写真は、
ゲストアーティストのラフメロディの古山潤一君と瀬戸瑞穂ちゃん、
もう一枚は開局からのメンバー綱島美和子さんと祥子ちゃん。